保育士の転職面接を受ける際に、どんな服装をしたら良いかと悩む事と思います。
新卒であれば大学や専門学校から指導も入りますし、園側も多少の事であれば「新卒だから」と見逃してくれます。
しかし、転職となると見る目も厳しくなる為、しっかりとマナーは抑えておかなければいけません。今回は絶対に抑えておきたい面接での服装、時期、自己紹介のコツを紹介していきます。
面接で好ましい服装
まずは服装です。
服装としてやはり一番適切なのはスーツです。スーツの色も、紺色や黒などの地味な色の方が無難です。
将来的に働き出すと、入園式や卒園式にも参加する際にスーツが必要となりますし、入学式や卒園式はあくまで保護者や子ども達が主役なので目立たない色での参加を指示されます。
持っていない人も必ず使う物なので、まずはスーツを買いましょう。
スーツの中は、なるべくなら白の服が好ましいです。カッター、または丸首の七分丈の服などが顔が映えて明るく見えますし、清潔感も出ます。
ない場合はなるべく地味な紺色やダークトーンの服を選びましょう。
スカートやパンツに関しては特に好きな方を選んで構いません。
髪型に関しては、眉よりも前髪が長い場合は留め、後ろ髪も肩を超える場合はきっちりと結んでおきましょう。なるべく一つ結びを低い位置に結ぶのが真面目な印象を相手に与えるのでオススメです。
印象に残る自己紹介例文
次に、印象に残る自己紹介文です。保育業界の場合、自分の特技やこれから働く中で活かしていける能力のアピールが特に効果的です。
以下に例文を紹介します。
【例文】
・私は養成学校時代、壁面作りを特に力を入れており、四季の壁面は勿論ですが、子ども達が壁面を見てストーリーを想像し、楽しめるように「かぐや姫」や「おむすびころりん」などの代表的な昔話の壁面などの製作にも取り組んでいました。この園に入ったら、その特技を活かして、沢山の壁面を制作していきたいと思っております。
・私は高校の時は〇部を頑張り、忍耐と粘り強く一つの事に取り組む事、そしてコツコツ努力をする事を身に付けました。どんな困難があっても前向きに、周りの先輩方に助言頂きながら、粘り強く取り組んでいきたいと考えております。
・自分が養成学校で勉強したり、実習に参加させて頂いて思ったのが、連携の大切さです。保育士同士で円滑に仕事を進められる様に、私は他者とのコミュニケーションに重点を置いて働いていきたいと考えています。早く現場に馴染み、保育士の環を保つ事を意識して仕事に取り組んでいきたいです。
自己PRにコツはあるの?
上記で紹介した様な、自己紹介・自己PRのコツとしては、以下のようなものがあります。
・他の保育士と上手に関係性を作れるかどうか
・どんな戦力になるのか
・仕事を続けられるのか
・自分の園でなければいけない理由
上記の様な点を園側は確認しています。
研修期間はあるとは言え、1ヶ月後には正式な職員として、園の戦力になってもらう人材です。やはりどれくらい貢献できるのか、すぐに辞めずに長く働いてくれるのか、他の職員ときちんと人間関係が築けるかが園側としては気になるのです。
自己紹介・自己PRの際には必ず押さえておきましょう。
面接の時期はどれくらいが多いの?
面接の時期に関してですが、大体筆記試験と一緒に行う事が多いので、その日になります。
転職する時期にも関わってきますが、転職をお勧めする時期としては7~8月、12月~2月になります。
この時期は新卒が辞職をしたり、年度末に辞職をする人が出てくるのを補充する時期なので、非常に求人も多く出回ります。
保育士専門の転職サイト、転職エージェントを利用して、上記の時期を狙って転職を行いましょう。きっと理想の求人に出会う事が出来ます。