年齢を重ねてから、「やっぱり保育士として働いてみたい」と思い立つ人は少なくありません。
実際に、保育士養成学校を覗くと、30代~40代で保育士を志し、学校に通い直している人も沢山います。
今回は未経験からでも保育士は出来るのか、志望動機を語る際の内容、研修はどんなものがあるのかを説明していきます。
志望動機はどのようなものが好ましいのか?
最も好ましい志望動機としては、やはり以下のようなワードが含まれているものです。
・子どもが好き
・どうしても保育士がやりたかった
・何事にも粘り強く取り組みたい
・勉強をして日々成長したい
上記のようなワードが含まれていると、非常に園側としては「やる気のある人物」と捉えて採用してもらいやすくなります。
この中でも特に大切なのは、「子どもが好き」という事です。
保育士は子ども達と接する中で必要になる雑務や保護者対応など、様々な仕事に追われる立場です。
辛い事もある中で、最後に思いとどまる決め手となるのが、子ども達を好きだという気持ちです。ですから、園側としても、子どもを好きな人を優先的に採用したいのです。
また、保育士になってから分かる事ですが、保育士は日々学ぶ事が増えますし、時代や子ども達の様子によって、保育をどんどん合わせていかなければいけません。
その分学ぶ事も多く、向上心があって自分の保育に囚われず、幅広い視野を持って仕事に取り組める人が求められるのです。
ですから、入って安心するのではなく、入った後も自主的に勉強を重ねる人材が求められます。
志望動機の具体例を紹介
では、上記で紹介したような志望動機を基に、具体的にどんな志望動機を語ればいいのか紹介します。
【例文】
私は元々子どもが大好きで、子どもに〇という形で関わる〇企業に就職し、〇年間勤めていました。しかし、子どもと関りを持つ中で、もっと直接的に子ども達の保育に携わりたいという気持ちが大きくなり、養成学校に通い直して保育士資格を取得し、保育士を志望しました。就職したい園を探す中で、〇園の少人数制で子ども達一人ひとりと向き合う時間を大切にする保育法を目にし、私も子ども達と向き合う保育を実践したいと思い、園の試験を受けさせて頂きました。
〇社で〇年間、〇の部署で仕事をしておりました。仕事にやり甲斐は持っていましたし、周りの社員と円滑な人間関係が築ける様に努力はしていました。しかし、たまたま参加した乳児と触れ合うボランティアを経て、もっと保育を勉強したい、子ども達と関わりたいと思い保育士を目指して養成学校に入りました。その中で、私は子ども達の才能を伸ばす〇式を取り入れる保育法に興味を持ち、その保育法を実践する〇園で働きたいと思い、志望しました。
保育士の研修はどんな内容、雰囲気なの?
採用して貰えると、最初に研修期間を経て、正式に担任として園に迎え入れられます。
研修内容としては、以下のようなものになります。
・一日の流れを覚える
・0歳~5歳児までのクラス全部に入っての適性検査
・その保育園が何らかの保育法を行っている場合は、その勉強と外部研修への参加
・子ども達の名前、性格を覚える
・保護者を覚える
雰囲気としては、やはり初めてという事もあり、かなり和やかに指導して貰えます。
ですが、少しずつ慣れるにつれて、指導も厳しくなったり、手薄な時間帯になってしまうと保育士同士も余裕がない為に厳しい注意をされてしまう事もあります。
志望動機が自分で考えられない…そんな時は?
なかなか文章の組み立てが難しい志望動機、考える事が出来ないという人も少なくありません。
では、そんな時どうすればいいのでしょうか?
保育士専門の転職サイト・転職エージェントに頼れば、その人にぴったりな志望動機なども一緒に考えて貰えます。
自分で文章を考えなくて良い分かなり楽ですし、登録も無料で志望動機以外もサポートして貰えるので大変助かります。
志望動機で躓いている人は、是非とも転職サイト・転職エージェントへの登録をお勧めします。